リーダーに必要なたった3つの条件
やあやあ。おひさしぶり。
今の仕事環境に満足してますか?
私は不満ばかりです。回りの挙動の遅さにやきもきする日々ですが、何だかんだでついてきてくれる人がいるので、私が好きな道をさっさと作って、そこに沢山の人を通して、私のやり方が潰されないように色々技術的に腐心しています。
さてさて、仕事の環境を評価する条件は沢山あると思います。
そのうちの一つ。「リーダー」
相性の良いリーダーの下で働けると、何か二倍も三倍も仕事が進んでいったりしますよね。まるで化学反応を補助する触媒のように、なぜかドンドン効率が上がります。
一方、良くないリーダーの下で働くとやる気がスポイルされて、精神力も体力も失われ、日々が穴を掘って埋めるだけの徒労刑のように感じられてしまいます。
さて、リーダーとは本来どこにいるものなのでしょうか。そして、どんな人がリーダーたらしめられるのでしょうか。
就活の面接ではよく皆が「リーダーシップを発揮した経験」を述べたりしますが、リーダーなんてのはそんなにそこらじゅうにいるとは思っていません。
本来、リーダーは経験ではなく後天的な才能であると私は考えるからです。
そして、その才能は3つの能力から構成されているのではないかと考えています。
題して、「リーダーに必要なたった3つの条件」。
1.創造力
一つ目に創造力。この創造力とは、新しいアイデアを出す力ではありません。
「現実を変える力」です。
あなたの周りにいませんか?
- 何故か気がついたらそいつのペースに乗せられている
- 何故か気がついたら自分の仕事の仕方が変わってきた
- 何故か気がついたらみんなのやる気が代わってきた
- 何故かあいつの周りだけ世界が違う
そんな人がいたら、きっとその人は自分の周りの世界を創造しています。
世界とは、ある視点において五感によって入力された情報を元に脳で処理を行った後の情報であり、世界そのものは各個人の脳の中に構成されていきます。
当然、環境に強烈に左右されますが、言い方を変えれば「誰かの手によっても左右される」わけです。
世界を創造する能力を持っている人は、他人の世界を変えていきます。
変えられる人が前向きに力を行使すれば、問題は解決し、意識は変わり、行動や思想、感情までもが変わっていくことでしょう。
2.カン<観>
世間的に言う「カンが鋭い」のカンは「勘」ですね。こちらも重要です。
皆さんもご存知の通り、普通の人の「勘」は外す事があります。
故に世間では「勘を磨く」とか「勘を働かせろ」と言う人がいますが、こればかりは生まれつきのスキルだと考えています。
でも、たまにいますよね? ある種第六感の予言に近いレベルで物事を言い当てる人が。根拠を問う手も納得できる理由ではない。にも拘らず、心臓を抉られるレベルで言い当てられる。
これは「観」。
見方や様子の捉え方の力が働いているからです。こちらは鍛えられるものと私は考えています。
「観」が働く人は「他人を見極める力」に優れていたり、「このままでは危ない目に遭いそうだな」と危機察知能力に優れていたり、「これくらいの仕事なら、これくらいの投資でこれくらいの利益があるな」と見積もり能力に優れていたりします。
彼らは自分の外側の世界を観察し、その微細な変化を機微に感じ取り、その情報を元に判断を下す事が出来ます。
彼らのソレには根拠なんてありません。ただひたすらに感じ取っているだけなのです。
3.詐欺師
最後は詐欺師スキル。
話術やら人員配置やらで他人を上手くそそのかす事が出来る能力です。
- 何故かよく分からないけどこの人に言われると出来る気がする
- 何故かよく分からないけどこの人に言うと不平不満が解消された気がする
- 何故かよく分からないけどこの人に説明されると将来が明るく感じる
- 何故かよく分からないけどこの人に業務内容を説明されるとワクワクする
こう感じる人がいれば、上手くそそのかされているのかも知れません。
でも良いじゃありませんか、気持ちよく仕事が出来るなら。
気持ちよく仕事が出来るなら、能力が十二分に発揮されていくことでしょう。
私が考えるリーダーとは、上記の3つの条件を兼ね備えている人だと思います。
どうです? あなたの望むリーダーがいないなら、あなたがリーダーになってしまえば良いような気がしてきませんか?