もう何も怖くない:Windows 7でシステムバックアップ→完全復旧
やあやあ。
今回はWindows 7でシステムバックアップを取って、そこから完全復旧をする方法についてメモを残してみるよ。
【関連】
事の発端はRAID5。
ベンチマークを取ってみると、RAID5なのに想定していた程の速度が出ていなかった。
設定を見直すにはRAIDの組直しが必要になるけど、それを行うと一度RAIDを削除して再構築を行う必要がある。それを行うと、中のデータは藻屑に……
そこで出番になるのがWindows 7に備わっているシステムバックアップ。
実際にやってみると、如何に簡単にバックアップ→復旧が出来るかと言うのが体感出来る。Windows XPを使っていたころから比べると雲泥の差だった。
きっとこのネタはその辺に転がってそうなネタだけど、自分の為の備忘録として、記事に残してみようと思う。
システムバックアップ
大前提になるのが、バックアップを行いたいディスクよりも巨大なストレージである。
今回はRAID5で256GBのSSDを4台使用している為、最大で750GB程度の容量が必要になる……と思いきや、実際にはバックアップ対象のデータ量のみで事足りるようだ。
プログラム挙動としては、ディスクの仮想イメージを作ってそれをバックアップとして扱うようなので、実にeasyである。
また、RAIDを組んでいても支障なく完全にバックアップを行うことが出来るのも美味しい。
1.コントロールパネルを開く
2.[バックアップと復元]を開く
3.[システム イメージの作成]を開く
4.バックアップデバイスの検索が行われるので、待つ
5.バックアップの保存場所を選択する
(バックアップ用のディスクを持っていると便利)
6.バックアップの対象を選択
(システムイメージの作成が目的なので、OSが入っているドライブのみでよい)
7.バックアップの開始
8.バックアップが完了するまで待つ
以上。
いや、実に簡単。拍子抜けするくらい放置プレーでいけます。
バックアップ完了時に、システム修復ディスクの作成を聞かれるが、一枚も持っていないのであればこのタイミングで作成しておくと良い。復旧時に必要になるので、サクッと焼いておこう。
媒体はCD-Rで十分。
因みに、システム修復ディスクの中身は回復コンソール用のWndows PEのようです。200MBもない程度のサイズ。Windows 7ののインストールディスクでも代用できるけど、復旧だけならこちらを使った方が簡単です。
システムイメージからの復旧
こちらはもっと簡単。
【準備】
- 自分で作ったシステム修復ディスク
- 自分で取ったシステムバックアップのイメージ
1.PCに起動ディスクを入れてboot
2.システム回復オプションが起動
2.1.キーボード入力方式を選択
(これは、復旧用のツールで使用する入力選択なので、Windows IMEでよい)
2.2.[次へ]を押下
3.イメージの選択
3.1.最新のイメージを選択する
復旧時に繋がっている全てのドライブから勝手にイメージを検索してくれて
いるので、最新のものを選んでおけば問題ない
4.回復させるドライブの選択
4.1.OSを入れているドライブのみを選択しておけばよい
他のドライブのバックアップを取っているなら、それも含める
(RAIDを組んでいても、単一のドライブを選択するように復旧が可能)
5.復旧処理の実行
5.1.「データが書き換わります」の様な警告が出るが、それが目的なのでOK
6.待つ
7.回復が終わったら勝手に再起動
8.勝手に復旧完了
以上。
うひょー、復旧も本当に簡単。
実際にはEnterを押してるだけで勝手に進むので、何も考えなくて大丈夫。
え? 死亡フラグに何が含まれていたかって?
RAIDの復旧試験で遊んでたら、M/BからSATAが抜けてて、それに気づかずに「SSDがM/Bから認識しなくなったー /(^o^)\」って苦しんでただけです。
ええ、凄く初歩的なしょっぱい失敗談です。
嫌な事件だったね (´ω‘)