UNetbootinとSYSLINUXの簡単な話
前回の記事で書いたUNetbootinが何をしてくれるのかの話。
三行で説明すると
SYSLINUXの設定を
自動で
やってくれる
こんなところでしょうか。
んじゃ、このSYSLINUXとはなんぞやなんですが、こいつはIBM PCコンパチの軽量ブートローダなんですよね。このブートローダが先に読まれて、前もって設定されている目的のLinuxイメージをロードする事ですんなりとLiveCDが起動するんですね。
軽量と聞くと、普通にHDDとかにインストールした時も使えばいいんじゃないのと思われるかもしれませんが、こいつはFATファイルシステムから起動するためのものなので、ext3, ext4などで通常インストールされるLinuxには向きません。
目的が違うんですよね。起動ディスクや救済用ディスクの作成に使うのに適しています。
このSYSLINUX、うまく使うとマルチブートな素敵メディアだって作れるので、興味を持った人は勉強すると便利で楽しいかもですよ。
UNetbootinが出現するまではUSBでliveってのは面倒だったのですが、今となってはこちらの方が非常に簡単。
しかも、CDでは上手にboot出来なかったマシンでも、USBメモリからSYSLINUX経由でならうまく行く環境もあったりするので、ますますこちらの方が利便性が高くなっている気がしますね。
それに、あれですよ。
円盤焼かないからゴミが減るし、エコって奴ですね。
まあ、企業じゃUSBメモリ使うのに何枚も書類書いて使わないといけないので、個人使用外では凄く面倒なんですけどね・・・破ると懲戒(ry
愚痴はさておき、先人の開発した車輪の恩恵、ありがたく受け取っておきましょう。
次は・・・インストールの話をすっ飛ばして改造(物理)の話をしましょうか。
諸君、私は改造(物理)が好きだ(ry
ではでは